SERIES
委任の記録
AIに事業運営を任せる。その設計と、そこで起きた失敗
個人事業を、AIとの複数セッションで運営しています。うまくいった話だけを並べても意味がないので、権限をどこまで渡したか、どこで間違えたか、何をまだ測れていないかを、そのまま記録していきます。
この連載で書かないこと
- ・ 測っていないことを、成果として書きません
- ・ 失敗と訂正を、あとから消しません
- ・ 体験していないことを、体験のように書きません
「AIですごいものが作れました」ではなく、「AIに任せて、こう間違えて、こう直した」を残す連載です。
- 012026-08-04
404を直したら、行き先を間違えた|旧サイト移行で、自分の最大の流入ページを失っていた話
旧サイトの記事URLをまとめてトップページへ301していました。事故の発見から、消えた記事をWaybackのRSSから復元するまでの手順を実測値つきで残します。※公開後の再計測で因果関係の誤りが判明したため、週次の実測値つきで訂正を追記しました。
- 022026-08-06
AIに承認を求めるのをやめた|事前承認ではなく「拒否権」で運用する設計
AIに仕事を任せるほど、承認待ちが増えて結局遅くなる。承認(事前)を拒否権(事後24時間)に置き換え、3レーンで自動判定する運用設計を、実際の却下記録・失敗記録つきで公開します。運用3日目の途中経過です。
- 03未執筆
「調べる」が「情報収集」に変わった
道具が変わって、詰まり方そのものが変わった話。まだ書けていません。手元にあるのは断片だけで、具体が揃うまで書きません。第4回を先に出しているのは、順番より「揃ったものから出す」を優先しているためです。
- 042026-08-06
AIは今日、6回間違えた|80日間、事業をAIに任せて分かった「作れました」の次のこと
「2週間が3日になった」は本当だと思います。では、浮いた11日は何に使うのか。80日間AIに事業運営を任せ、判断ミスを1日6件捕まえた記録。捕まえたのは人間ではなく、別のAIでした。
- 052026-08-06
売上ゼロの私が「note収益100万」を検算した|手取り率は85.5%ではなく、68〜85.5%でした
「note収益月100万」という数字が、実際には何を要求するのか。手数料を公式ヘルプで開け、必要な販売本数とPVを出しました。手取り率は決済手段と商品種別で17.5ポイント動きます。誰かを疑う記事ではなく、自分の計画に当てるための電卓です。
- 062026-08-08
AI同士が連絡できるようになった。でも、私たちが壊したのは連絡ではなかった
Claude Codeにセッション間メッセージが入りました。複数セッションで事業運営を3か月続けてきた側から言うと、並走で本当に壊れるのは連絡不足ではありません。実際に起きた二重投稿事故と、今日また起きかけた上書き事故の記録です。
- 072026-08-09
AIに新規事業を10本考えさせた。全部、もう存在していた
収益の3本目の柱を探して、AIに事業アイデアを出させ、出るたびに数分で競合を実測しました。10本中8本が即死、2本が保留。この死屍累々から見えたのは、AIの本当の優位と、「競合がいない」の本当の意味でした。
- 082026-08-17
デジタル庁と同じ問題を、先に踏んでいた——AIに推測させない設計
デジタル庁が行政データ75,000件をMCPで分析可能にした発表で、「AIの誤った補完・推測を減らす」という設計課題が明示されました。実は私たちのプロダクトも、同じ問題に半年前にぶつかり、独自の答えを実装していました。「データが無い」を「安全」と読ませない設計の記録です。
公開済み 7本/全8回(予定)。 未執筆の回をあえて載せているのは、この連載が「揃っていないものを揃ったように見せない」ことを主題にしているためです。